おはようございます。 デザイナーズハウス木屋の多田です。
毎日、北長瀬駅から会社まで、自転車で通勤していると、
操車場跡地に、木下大サーカスの設営を見ることが出来ます。
サーカスの設営を、全国(全世界?)で、転々としているのだなぁを思うと、
快適な移動式住居の提案をしてあげたいなと感じます。
さて、私自身がよく耳にする話が、
「中古住宅を買って、リフォームして住むのは、どうですか?」
のお話しです。
住まいにお金が掛けられなくて、
でも子供も大きくなってきて、さすがに借家が手狭になってきた。。
との相談も多いですね。
そこで、お金をそれほど掛けずに、広めの住まいを手に入れる方法として、
「中古住宅を買って、リフォームして住む」。
はたして、これがお得になるのか、2つのポイントについて、考えてみましょう。
1.住宅ローンはどこまで借りられる?
中古住宅の購入費+リフォーム費用として、住宅ローンが借りられます。
ここでのポイントは、返済期間です。
築20年の木造中古住宅とかの場合、耐久年数の兼ね合いから、
35年の返済期間が、30年とか、それ以下に短縮されるケースがあります。
そうすると、月々の返済額が増えますので、注意が必要ですね。
2.20年後の状況を想像してみる。
築20年の中古住宅は、20年後、築40年になります。 もちろん、そうですよね。
築20年の住まいはリフォームするでしょうけれども、
築40年の住まいを、またリフォームしますか?
その時に、柱とか梁とか、構造躯体が大丈夫でしょうか?
外壁や屋根材は、まだいけるでしょうか?
そう考えると、中古住宅を購入する際に、
構造躯体や外装材の程度を確認することは、とても大切だと思います。
また、もし、中古住宅を買って、20年後に解体、建替えをすると考えると、
その時の自分の年齢を考えて、住宅ローンが組めるかどうか、
考えてみましょう。
中古住宅+リフォーム(リノベーション)の流れは、
私も賛同できる部分があります。
ただし、その物件に魅力がどれほどあるか、そこが大切ですね。
特に、高度成長期の住まいは、材料の質に注意が必要だと思います。
どのようなケースになっても、笑顔で安心な家づくりの理念に則って、
精一杯サポートしたいと思います。
今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。