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2016年11月10日

こんばんは。

デザイナーズハウス木屋の多田です。

パッシブデザインで、

ほぼ必須アイテムになっている、

「吹抜」。


吹抜は、パッシブデザイン5要素のうち、

1.自然風利用

2.昼光利用

のために有効なアイテムです。


「1.自然風利用」では、

上下階を風が通る、「立体通風」を意識する上で、

吹抜けは欠かせません。

1階の窓から心地よい風を取り入れ、

吹抜けを通じて、2階の高窓から抜けていきます。


「2.昼光利用」では、

一般的な、「窓を設ける」という位置づけの「採光手法」とは別に、

2階の窓から入った光を、1階の奥まで明るさを導くという、

吹抜けを利用した「導光手法」という技法があります。

いずれも、電気使用量を減らす上で、有効です。


断熱をしっかりすることにより、

1階と2階の温度差を減らして、

吹抜けをきちんと設けることで、

自然風利用と、昼光利用を活かす。

そんな住まいづくりを提案したいと思います。


本日も、最後までお読み頂き、ありがとうございます!

デザイナー多田でした。


ホームデザイナー:多田剛史/ただつよし
明石工業高等専門学校 建築学科卒
出身 兵庫県西宮市



ホームアドバイザー:難波祐実子/なんばゆみこ
岡山大学 環境理工学部卒
出身 岡山県岡山市